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エニアグラムとMBTIの違いとは?相関関係や検査方法も解説

エニアグラムとMBTIの違いとは?相関関係や診断方法も解説

性格検査ツールとして広く知られる「エニアグラム」と「MBTI」は、それぞれ異なるアプローチで自己理解を深める方法を提供しています。

両者の違いや共通点、相関関係について詳しく理解することで繋またはどのように活用すべきか分かるようになるでしょう。本記事では、エニアグラムとMBTIの基本的な違いや検査方法、実生活での活用法について詳しく解説します。

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この記事の監修者

三神勇治(INTJ)株式会社Ikigai代表取締役社長

Brain16講師。心理分析・コーチング実績1,500件以上。

開成中学・高校東京大学経済学部卒業。在学中に3度起業し、1社を事業継承。その後、瞑想会社のコンテンツ責任者、ベンチャー企業の人事責任者を務めた後に再度起業。インドへの訪問と3年の瞑想修行を経て気導師となる。現在はその知見を活かし、多くの経営者やビジネスマンのコーチング、研修を行う傍ら、AIによるコーチングサービスの開発を行っている。

著書:人生工学〝いま〟から人生を変える科学的方法

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エニアグラムとMBTIの違い

エニアグラムとMBTIは、どちらも自己理解や人間関係の改善に役立つ性格検査ツールです。しかし、アプローチや目的にはそれぞれ明確な違いがあります。ここでは、エニアグラムとMBTIの目的や性格タイプを分類する違いについて詳しく解説します。

エニアグラムとMBTIの目的の違い

エニアグラムは、古代からの思想に基づいた「人間の本質的な欲求や恐れ」を理解するためのシステムです。エニアグラムの目的は自己理解を深め、自己成長を促す点にあります。

エニアグラムを用いた診断は、人間の性格を9つのタイプに分けており、それぞれのタイプが抱える内面的な葛藤や欲求を探求することに重点を置いています。

一方、MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)は心理学的な視点に基づいて、個人の「認知スタイル」や「情報処理の傾向」を明らかにするのが目的です。主にコミュニケーションスタイルや対人関係における適性を理解するために用いられます。

さらに、MBTIは、カール・ユングの心理学理論を元にして開発されたツールで、16の性格タイプに分類されている点も特徴です。

このように、エニアグラムが個人の「内面の成長」に焦点を当てるのに対し、MBTIは「外面的な行動やコミュニケーション」の傾向に焦点を置いています 。両者は、アプローチが異なるものの、自己理解を深めるための有益な手段です。

エニアグラムの9タイプとMBTIの16タイプの違い

エニアグラムは9つのタイプに分類され、各タイプには「完璧主義者」「助ける人」「達成者」など、性格的な特性や行動傾向が割り当てられています。

エニアグラムの9タイプは、人が持つ根源的な欲求や恐れに基づき、人生の課題や対人関係における反応の傾向を示している点が特徴です。

一方、MBTIは4つの二極性(外向-内向、感覚-直感、思考-感情、判断-知覚)の組み合わせにより、16の性格タイプを形成しています。各タイプには、「INTJ(建築家)」「ENFP(広報者)」など、それぞれ異なる性格や行動傾向が示されている点も特徴です。

MBTIの16タイプは、主に日常生活や仕事における行動スタイルや対人関係での適性を理解するために用いられます。

エニアグラムは人間の深層心理にアプローチするのに対し、MBTIは表層的な行動パターンに着目します。 そのため、同じ人物でも両方のツールで異なる検査結果が得られる可能性もあるでしょう。両者の特性を理解することで、より深い自己理解や他者理解が可能になります。

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エニアグラムとMBTIの相関関係

エニアグラムとMBTIは独立した性格検査ツールですが、両者にはある程度の相関関係があると示唆されています。ここでは、エニアグラムとMBTIの性格タイプの対応例や、両者を併用することで得られるメリットを解説します。

エニアグラムとMBTIの性格タイプの対応例

エニアグラムとMBTIには、それぞれのタイプの特性に共通する組み合わせもあります。いくつか例を見ていきましょう。

例えば、エニアグラムのタイプ2(助ける人)は、MBTIのENFJ(教師)やESFJ(支持者)と共通点が多いとされています。また、エニアグラムのタイプ5(観察者)は、MBTIのINTP(論理学者)やISTP(巨匠)と相性が良いと考えられています。

ただし、エニアグラムとMBTIは異なる理論に基づいているため、必ずしもすべてのタイプが一対一で対応するわけではありません。 相関性があるとされるタイプも、行動や思考の背景にある動機は異なる場合があるため、単純に紐づけるのは難しい場合もあります。

両者を理解することで、表面的な行動傾向だけでなく、内面的な動機や欲求まで理解できるようになるでしょう。さらに、深く理解することで、より精度の高い自己分析や他者理解に期待できます。

エニアグラムとMBTIの併用で分かること

エニアグラムとMBTIを併用すると、性格の多角的な側面を理解できます。 例えば、エニアグラムで自己の根源的な欲求や恐れを把握しつつMBTIで対人関係や仕事における行動スタイルを確認すると、総合的な自己理解を得られるでしょう。

また、エニアグラムとMBTIの併用により、他者との関係や相性も正確に把握できるようになります。例えば、エニアグラムのタイプが同じでもMBTIのタイプが異なると、別の行動を取る場合もあります。

このように、エニアグラムとMBTIを併用すると、より細かい自己分析や他者との相性も理解できるでしょう。

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エニアグラムとMBTIを活用した検査方法

エニアグラムとMBTIを活用すると、自己理解や人間関係の改善に役立ちます。ここでは、エニアグラムとMBTIそれぞれの検査方法について紹介します。

エニアグラムとMBTIを活用した検査方法

エニアグラムの診断方法

エニアグラムの診断は、 主に自己分析やオンラインのテストによって行われます。 エニアグラムの質問は「自分がどのような場面でどのように感じるか」に焦点を当てており、回答していくことで自分がどのタイプに属するのかが分かります。

エニアグラムの診断ではさまざな質問に答える必要があるため、直感で答えることも重要です。診断結果はあくまで指標であるため、タイプの特徴を読み解きながら自己理解を深めるとよいでしょう。

MBTIの検査方法

MBTI検査は、 公式のオンラインテストや書籍を通じて行うのが一般的です。MBTIの質問は主に「情報の捉え方」や「判断の仕方」に関するもので、回答することで自分がどのタイプに該当するか分かります。

MBTIは16タイプに分類されており、結果から具体的な性格傾向や行動パターンを把握しやすい特徴があります。自己理解を深めるだけでなく、他者との関係改善にも活用できるでしょう。

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エニアグラムとMBTIの検査をするメリット

エニアグラムとMBTIにより、自己理解を深めたり人間関係を円滑にしたりと、日常生活や職場においてさまざまなメリットを得られます。ここでは、具体的なメリットを詳しく解説します。

自己理解が深まる

エニアグラムとMBTIを通じて、性格の特性や思考の傾向が明確になります。エニアグラム診断をすると自分の内面的な欲求や恐れを把握し、どのような価値観や信念に基づいて行動しているのかが分かるでしょう。

例えば、エニアグラムのタイプ1(完璧主義者)であれば理想を追求する姿勢が強く、自己批判の傾向があると分かります。

MBTIでは外面的な行動や思考のパターンを分析し、どのように情報を受け取り意思決定をする傾向にあるのかが分かります。

例えば、ISTJタイプは規律を重んじ、実務的な解決策を好む傾向があるため、他者から見ると「現実主義者」として評価されるケースが多いでしょう。

自己理解が深まると自分の強みを効果的に活用できる場面を把握し、弱点を改善するためのステップを踏むことが可能になります。自分の行動や思考の傾向が分かれば、仕事や人間関係でのストレス要因も予測でき、対策を講じやすくなります。

他者との関係性を改善できる

エニアグラムとMBTIを使って他者の性格タイプや行動傾向を理解すると、より円滑な人間関係を築けるでしょう。特に、家族や友人、同僚など長期的な関係を持つ人々との相互理解が深まる傾向にあります。

例えば、エニアグラムでタイプ2(助ける人)である相手は、人をサポートすることに喜びを感じるため、感謝の気持ちを表現すると良好な関係を築けるでしょう。

MBTIでは、相手が外向的(E)か内向的(I)か、直感(N)で考えるか感覚(S)で捉えるかなどの傾向が分かるため、相手に合ったコミュニケーション方法を選べます。

例えば、内向的な人との会話ではゆっくりと時間をかけて意見を引き出すようにすると、相手に安心感を与えられるでしょう。

他者の性格タイプを理解すると、誤解や摩擦を避けられ、互いの特性を生かしたコミュニケーションが可能になります。良好なコミュニケーションにより、深い信頼関係が築けるだけでなく、職場でのチームワークや家族との和やかな関係にも貢献できるでしょう。

強みや弱みが分かる

エニアグラムとMBTIは、自分自身の強みと弱みを理解するツールとしても役立つでしょう。エニアグラムには、各タイプごとに強みと弱みがあるためです。例えばタイプ3(達成者)は目標達成に向けた行動力が強みですが、過度な競争心からストレスを感じやすい一面もあります。

MBTIでは、タイプごとに異なる強みと弱みが示されます。例えば、ENTPタイプは新しいアイデアを次々と生み出す能力に優れていますが、細部への注意が散漫になりがちです。このように、強みと弱みが分かると日常の仕事や生活での役割分担や、自己改善の方向性を明確にできます。

強みと弱みを把握することで、自分の能力を最大限に発揮できる環境を選べ、苦手な分野も克服できるでしょう。自分にとってどのような行動や状況が適しているのか分かれば、適切な目標設定やキャリアの選択をスムーズに進められます。

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エニアグラムやMBTI検査をする場合の注意点

エニアグラムやMBTIは、自己理解を深めるための効果的なツールですが、使用方法を誤ると自己成長を妨げる場合もあります。ここからは、診断を活用する際の注意点を見ていきましょう。

結果に依存しすぎない

エニアグラムやMBTIの検査結果は、あくまで「傾向」を示すものであり、絶対的なものではありません。結果に依存しすぎると、自己成長や新しい挑戦の機会を逃してしまう可能性があります。また、結果に固執しすぎて「自分はこのタイプだから仕方ない」と考えてしまうと、自分の行動や思考の幅が狭まる危険性もあります。

エニアグラムやMBTIは、あくまで自分を理解するためのツールの一つとして活用し、柔軟に受け入れることが重要 です。結果を「自分の一部」として捉え、状況に応じて適切に行動するよう心がけましょう。

質問数が多いツールを選ぶ

エニアグラムやMBTIには、信頼性の高いツールとそうでないものがあります。特に、インターネット上には、質問数が少なく簡易的な検査ツールも多く存在するため気をつけましょう。正確な結果を得るには、質問数が多いツールを選ぶ必要もあります。

質問数が多いツールは、より多角的な視点で自己分析ができ、誤診のリスクを減らせます。エニアグラムやMBTIは、自己理解に重要な影響を与えるツールです。正しい結果を得るために、信頼できるサイトや本、質問数が多いツールなどを活用しましょう。

回答は直感でする

エニアグラムやMBTIには、質問に対して素直な気持ちで回答しましょう。理想の自分を想像して回答したり、周囲からの評価を意識して答えたりすると、実際とは異なる結果が出る可能性もあります。

そのため、回答はできるだけ直感で行い、普段の自分の姿を反映させるよう心がけましょう。特に、エニアグラムは深層心理にアプローチするツールなため、日常の振る舞いや直感に基づいて回答する必要があります。

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エニアグラムやMBTIの活用で相性診断もできる

エニアグラムやMBTIを利用すると、相性診断としても役立てられます。自分と相手の性格タイプを知ると、どのような関係を築きやすいのかが分かり、人間関係の改善にも繋がるでしょう。

例えば、エニアグラムのタイプ8(挑戦者)はエネルギッシュで自己主張が強いタイプですが、調和を重視するタイプ9(調停者)と組むとお互いの特性が補完されバランスが良くなる傾向にあります。

また、タイプ4(個性的な人)とタイプ1(完璧主義者)のように、価値観が異なる場合でも互いの性格を理解し合うことでより豊かな関係を築けるでしょう。

MBTIにおいても外向型(E)と内向型(I)、直感型(N)と感覚型(S)など、異なるタイプ同士で弱点を補い合いうまく機能するケースも見られます。

例えば、ENFP(広報者)とINTJ(建築家)の組み合わせではENFPが新しいアイデアを提案し、INTJが計画的に実行するという相性の良さが発揮されるケースもあります。

このように、相性診断を活用することでパートナーや同僚との関係がスムーズになり、対立も生じにくくなるでしょう。お互いの強みと弱みを理解し合うことで、チームワークや家族関係の向上にも繋がります。

エニアグラムとMBTIを使った相性検査を通じて、より良い人間関係の構築を目指しましょう。

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