「理想的なチームワークを実現するにはどうすればいいか」、人と連携して業務にあたる人にとって、このような悩みは付きものでしょう。
企業にも働き手にとっても理想的なチームビルディングには、メンバーそれぞれの性格や強み、行動パターンの理解が欠かせません。
この記事ではMBTIをチームビルディングに活かす方法や導入するメリット、注意点をお伝えします。
MBTIを活用してチームパフォーマンスの向上だけでなく、働きやすい職場環境作りも目指しましょう!
MBTIはチームビルディングに活用できる!

メンバーそれぞれの強みや個性を把握するのに役立つMBTIは、チームビルディングにも活用できます。
ここでは以下の観点から、MBTIを使ったチームビルディングについて解説します。
- MBTIをチームビルディングに活用する意義
- チームビルディングにMBTIが役立つ理由
それぞれ見ていきましょう!
MBTIをチームビルディングに活用する意義
MBTIをチームビルディングに活用すると、メンバー同士の理解が深まり、チーム全体のパフォーマンス向上につながります。
分類された16タイプの性格をもとに、それぞれの強みや弱みを理解しやすくなるからです。
一人ひとりの個性に合わせた役割分担やコミュニケーションができると、チームの連携は強化されるはず。
お互いの違いを理解し尊重し合えるという点が、MBTIをチームビルディングに活用する意義といえるでしょう。
チームビルディングにMBTIが役立つ理由
MBTIはメンバーの性格やチームの特徴を可視化するため、チームビルディングに役立ちます。
それぞれの性格の傾向を把握すれば、どんなコミュニケーションがよいのか、弱点は何なのかなど、よりよいチーム作りのポイントがわかるからです。
例を挙げてみましょう。
- 内向的なメンバーが多い場合:話しやすい雰囲気になるように工夫する
- 外交的なメンバーが多い場合:意見がまとまるような方向性を提示する
MBTIをうまく使えば、チームの強みや弱みがしっかり把握できますよ!
MBTIを社内で活用するために16タイプ完全講座の受講がおすすめ

MBTIを社内で活用したいと考えている方には、16タイプ完全講座の受講がおすすめです!
16タイプ完全講座を受講するメリットを紹介します。
- 低コストで自己と他者への理解が深まる
- メンバー同士を尊重し合う空気が生まれる
- 価値観を共有してチームの生産性が上がる
一つひとつ詳しく見ていきましょう。
低コストで自己と他者への理解が深まる
16タイプ完全講座とは、MBTIに基づいた16タイプへの理解を深め正しく性格検査を実施したい人に向けて、株式会社Ikigaiが提供している講座です。
自分の性格を4つのアルファベットで表す16personalitiesが大人気ですが、やったことがある人も多いのではないでしょうか。
しかし実は、MBTIに基づいた16タイプと16personalitiesは別のもの。約93%の人が16タイプを誤解しているといったデータもあります。

16タイプ完全講座は16タイプを応用する正しいメソッドが学べるため、自分自身はもとより他者への理解が深まり、よりよく生きることにつながるでしょう。
MBTI公式の認定ユーザーになるにはかなりの費用が必要ですが、16タイプ完全講座なら低コストで高いパフォーマンスが得られます。
講座を受けて正しい知識を身につければ、一生の武器になりますよ!
メンバー同士を尊重し合う空気が生まれる
16タイプ完全講座は、単に性格タイプを把握するだけではありません。
ぞれぞれのタイプの本質を知ることで多様な価値観や考え方に気づき、理解し合えるようになります。
16タイプをベースにしたチーム運営の姿、あなたは想像できますか?
円滑なコミュニケーションのもと、「メンバー同士が互いの個性を尊重し合い、理想的な関係を築いている」そんなチーム作りも夢ではありません!
価値観を共有してチームの生産性が上がる
16タイプを正しく理解することは、「それぞれの価値観を可視化すること」といってもよいでしょう。
チームメンバーが仕事において何を重視しているのかを知るのは重要です。
たとえば、
- 効率性を重視するタイプ
- 調和を大切にするタイプ
- 感覚で判断していくタイプ
といったどのタイプに当てはまるのかを知るだけで、メンバーの価値観や思考パターンがわかります。
価値観を共有するとチームの方向性が明確になるため、互いに協力しやすくなります。その結果、チーム全体の生産性が上がること間違いなしです!
MBTIの基礎知識

ここではMBTIとは何か、その基礎知識を解説します。
もともとそんなにMBTIのことを知らない人でも、以下3つのポイントをおさえればMBTIの概要が理解できるはず。
- そもそもMBTIとは?
- MBTIの4つの指標と性格タイプ
- MBTIは認定ユーザーによる検査が必要
読んだあとはMBTIについてぐっと詳しくなりますよ!
そもそもMBTIとは?
MBTI(マイヤーズ・ブリッグス・タイプ・インディケーター)とは、人間の性格を16のタイプに分ける性格検査メソッドです。
心理学者ユングの理論をもとに作られており、何が優れている、もしくは劣っているといった優劣ではなく、お互いの違いを理解するためのツールとして開発されました。
それぞれのタイプには特徴的な行動パターンや思考があるため、自己や他者の理解を深め円滑なコミュニケーションを図るのに役立ちます。
正しく16タイプを認識すればプラスの効果が得られることから、人材育成や自己啓発などビジネスの場面でも近年重要視されているのがMBTIです。
MBTIの4つの指標と性格タイプ
MBTIは4つの指標を使って個人の認知スタイルを表し、その組み合わせで16種類のタイプが決まります。
- エネルギーの向き:外向型(E)or 内向型(I)
- 情報の受け取り方:感覚型(S)or 直観型(N)
- 判断の下し方:思考型(T)or 感情型(F)
- 物事への取り組み方:判断型(J)or 知覚型(P)
それぞれのタイプには異なる特徴があり、タイプを知ることは自己や他者の本質を理解するのに役立ちます。
MBTIは自身に合った人間関係の築き方や考え方のヒントを与えてくれるため、生きづらさを抱えがちな現代人に必要とされるツールとなっているのかもしれません。
MBTIは認定ユーザーによる検査が必要
MBTIを使った性格検査は、誰でもできるわけではありません。機関が定めたトレーニングを行いテストに合格することで、はじめてMBTI認定ユーザーとして検査を実施できます。
結果を正しく分析してタイプを判断するには、深い知識に基づいた高いスキルが求められるからです。
こう言うと「ネットで無料で診断できるのに」といった反論が必ず聞かれますが、無料診断できる16personalitiesとMBTIは別のものであることはご存知でしょうか。
日本MBTI協会の代表理事である園田由紀氏も、16personalitiesがMBTIとして認知されがちなことに対し、このように警鐘を鳴らしています。
まずはMBTIそのものに興味を持ってくださりありがとうございます。しかし皆さんが回答された無料の16Personalities性格診断テストは、MBTIとは全く別のもので、質問も結果の出し方も、正式なMBTIとは全く異なります。しかし、ISTJやENFPなど、アルファベットをつかってタイプを表しているのは、MBTIをまねたもののため、皆さんが勘違いしてしまうのも無理はありません。
(…)かならずMBTIの専門家の支援をうけながら、自分の分析を適切に深めてください。
引用元:一般社団法人 日本MBTI協会「16Personalities性格診断テストを「MBTI®」だと思って受けられた方へ」
無料で手軽にできる性格診断は、MBTIとは異なるものだと知っておきましょう。
「MBTI認定ユーザーから検査を行ってもらうのは、少しハードルが高い…」と感じている人には、「日本16タイプ性格診断協会」が提供する「公式16タイプ性格診断」をおすすめします。
公式16タイプ性格診断なら、3分ほどで手軽に受けられるにもかかわらず、MBTI認定ユーザーによる公式セッションとほぼ同じ正確な結果が得られます。
「生まれ持った自分の正しい性格タイプが知りたい」「もっと手軽に診断してほしい」と考えている方は、ぜひ検討してみてください。
MBTIを活用した最強のチームビルディングの方法

ここではMBTIを活用した、最強のチームビルディングの方法をお伝えします。
必ずおさえておきたいポイントは、以下の3つです。
- 個々の性格の特性を理解する
- 役割分担をして互いに補い合う
- 適材適所で人材を配置する
それぞれ詳しく見ていきましょう!
個々の性格の特性を理解する
最強のチームビルディングを行うには、まずメンバーそれぞれの性格タイプを理解することが欠かせません。
人間関係の一番根底にあるのは、他者への理解といっても過言ではないからです。
MBTIは、その他者への理解をサポートしてくれます。
- 性格タイプを4つのアルファベットによって可視化する
- 相手の性格タイプを理解する
- 自分の性格タイプを知ってもらう
このように段階を踏んで相互理解に努めることが、最強のチームビルディングの第一歩ですよ!
役割分担をして互いに補い合う
性格タイプに応じて役割を分担し、個々の強みを活かした業務につくのが理想のチームビルディングです。
たとえば、
- 分析好きな思考型(T):データ分析のスペシャリストとして問題解決法を模索する
- 共感力抜群の感情型(F):チームの潤滑油としてムードメーカーの役割を担う
- 計画好きな判断型(J):プロジェクト管理のエキスパートになる
- アイデア豊富な知覚型(P):対応力を活かしてクリエイティブな仕事全般を受け持つ
といった役割分担ができれば、誰もが活躍できるチームになるでしょう。
互いに弱みを補い合うような役割分担ができるよう、MBTIを活用してみませんか?
適材適所で人材を配置する
それぞれの性格や能力に合わせた最適な配置を行いたければ、MBTIの結果を参考にしましょう。
たとえば、外向型(E)のメンバーには外部との交渉を任せ、内向型(I)のメンバーには集中して取り組む仕事を託すといったイメージです。
適材適所がうまくいけばチーム内のモチベーション維持にもつながり、パフォーマンスも向上するでしょう。
チームビルディングへのMBTI活用事例

ここでは、チームビルディングへのMBTI活用事例を紹介します。
MBTIを使えば、今までとは違った視点でチーム編成が行えることに気づくはずです。
- 自己紹介シートの作成と共有
- コミュニケーションスタイルの確立
- ふりかえりの実施
それぞれ解説します!
自己紹介シートの作成と共有
自己紹介シートは、理想的なチームビルディングに効果的なツールです。
あなたのMBTIタイプはもちろん、得意なことや苦手なこと、仕事で大切にしている価値観などを書いてみましょう。
具体的な項目は以下を参考にしてみてください。
- MBTIタイプと簡単な特徴の説明
- 業務における強みや自分の弱み
- チームで貢献できるアピールポイント
- コミュニケーション上配慮してほしいこと
自己紹介シートを活用すれば、お互いの個性や特徴、理想とする働き方をスムーズに理解できます。
チームの空気感に応じて、シートの形式や共有方法もアレンジしてみましょう。
コミュニケーションスタイルの確立
MBTIを活用すれば、チームのコミュニケーションスタイルを確立できます。
それにはまず、各性格タイプにどんなコミュニケーションが適しているのかを知っておきましょう。
以下に一例を挙げておきます。
- 感覚型(S):具体的な情報を好む
- 直観型(N):抽象的なアイデアを求める
- 思考型(T):論理的な説明が伝わりやすい
- 感情型(F):相手の気持ちを大切にする
メンバーそれぞれの性格タイプに応じた最適なコミュニケーションができたなら、以下のような効果が見込めるでしょう。
- 誤解やミスが減る
- 効率よく情報が伝わる
- メンバー間でより深い信頼関係を築ける
コミュニケーションスタイルが確立すると、チーム全体の生産性もぐんと向上するはずですよ。
ふりかえりの実施
定期的なふりかえりの実施は、MBTIを活用したチームビルディングにおいて重要です。
ふりかえりでは特に以下のポイントに注目しましょう。
- 各メンバーがどんな点でチームに貢献しているか
- コミュニケーションで何か課題が出てきていないか
- 異なる性格タイプが共存することによって、どんな化学反応が起きているか
ふりかえり自体も、各性格タイプに配慮した形で行うと効果的です。
たとえば、内向的なメンバーには事前に質問を共有してじっくり考えさせる、外向的なメンバーには積極的に発言を求めるといったスタイルをとれば、より有意義な時間となるでしょう。
MBTIをチームビルディングに導入するメリット

ここからは、MBTIをチームビルディングに導入するメリットについて解説します。
MBTIを使うメリットは以下の3つです。
- 性格タイプを知ることでコミュニケーションが促進される
- メンバーの個性に合わせたチームビルディングができる
- 相互作用でチームワークが高まる
それぞれ見ていきましょう。
性格タイプを知ることでコミュニケーションが促進される
MBTIで自分や他の人の性格タイプを知ると、コミュニケーションがスムーズに進みます。
各性格タイプの特徴の理解が、相手に合わせた伝え方につながるからです。
たとえば、会話を例に挙げてみましょう。
- 思考型(T)の人には論理的に話すと理解してもらえる
- 感情型(F)の人には共感的に話すと納得させられる
上記のような違いは無数にあります。
性格タイプを念頭においたコミュニケーションは、思いやりそのものといってもよいかもしれませんね。
メンバーの個性に合わせたチームビルディングができる
MBTIを導入すれば、メンバーそれぞれの個性に合ったチームビルディングができます。
個々の得意なことや苦手なことを見極めて、役割や業務の分担が可能になるからです。
- 思慮深い思考型(T)には計画を任せる
- アイデアを出すのが得意な直観型(N)には企画を任せる
- 規則やルールを重視する判断型(J)には実行を任せる
など、強みを活かした業務分担を考えてみましょう。
適材適所の配置がハマると、なんだか楽しくなりませんか?
メンバーの一人一人が持っている力を最大限に活かすことを心がければ、チーム全体のパフォーマンスも自然と上がるはずですよ。
相互作用でチームワークが高まる
チームビルディングにMBTIを活用すると、メンバー同士の相互作用でチームワークがぐんと高まるでしょう。
MBTIで言語化された強みを活かし、弱みを補い合えるからです。
また、お互いの違いを尊重する姿勢も生まれるため、チーム全体の満足度も高まりますよ。
それぞれが求めるコミュニケーションスタイルに対応して、チーム内でのやり取りがスムーズになるのも大きな利点といえるでしょう。
MBTIをチームビルディングに導入する際の注意点

ここでは、MBTIをチームビルディングに導入する際に注意しておきたいことを解説します。
具体的には以下の4つです。
- 認定ユーザーによる正しい診断を受ける
- 時間を管理する
- プライバシーを保護する
- 科学的根拠を理解し、参考程度に活用する
それぞれ詳しく説明します。
認定ユーザーによる正しい診断を受ける
MBTIをチームビルディングに導入する際は、協会から認められた認定ユーザーによる検査を受けましょう。
正しいMBTI検査は、認定ユーザーのサポートがあってはじめて実施できるからです。
また認定ユーザーはMBTIの知識だけでなく、性格心理学にも精通しているため、どうすればチームのメンバーのことをより理解できるか教えてくれますよ!
時間を管理する
MBTIの検査と解釈には時間がかかるので、事前にしっかりスケジュールを立てましょう。
結果をシェアして、チームの相互理解を深める時間も確保するのも大切なポイントです。
時間管理がおろそかになると、
- 研修の効果が薄れる
- メンバーのモチベーションが下がる
- 中途半端な理解で終わってしまう
といった可能性があるため、注意しましょう。
プライバシーを保護する
MBTIの結果は、個人の性格や価値観に関わるデリケートな情報です。
結果をどの範囲までシェアするのか、どのように保管するのかについて事前にルールを決め、メンバーの総意を得ておきましょう。
またこれも大切なことですが、チーム内で結果をシェアする場合もお互いを尊重する姿勢が必要です。
MBTIの結果が批判や偏見につながらないよう、細心の注意を払ってくださいね。
科学的根拠を理解し、参考程度に活用する
MBTIは心理学的な理論に基づいた性格検査ですが、万能ではありません。
結果を鵜呑みにせず、個人の特性を理解するための参考として活用しましょう。
MBTIの結果だけで人を判断するのではなく、日々の行動や成果、その人自身の人柄などを総合して評価することが大切です。
あくまで、他者を理解するための1つのツールとして捉えてくださいね。
MBTIをビジネスに活用する事例

ここではチームビルディングをはじめとした、MBTIをビジネスに活用するケースを考えてみましょう。
以下5つの事例を解説します。
- 専門家による検査を受ける
- 時間を管理する
- プライバシーを保護する
- 科学的根拠を理解する
チームビルディングに限らず、経営上のさまざまな場面でMBTIは役立ちます。
一つひとつ見ていきましょう。
チームビルディング
MBTIはメンバーの性格タイプを理解し、適切な役割分担やコミュニケーションスタイルを確立するのに役立ちます。
また、お互いの性格タイプを知ると、
- 相手の行動や考え方を尊重できる
- 同じ目標にスムーズに到達できる
- 互いに欠点を補い合える
といった利点も生まれるため、チーム全体のパフォーマンス向上も見込めるでしょう。
企業研修
MBTIは企業研修でも積極的に活用されています。
イチロー選手がMLBに移籍した当時、選手だけでなくコーチも公式MBTIを受け、的確な自己分析を行ってパフォーマンスアップにつなげたそうです。
自分を活かし他者をも活かす方法を学ぶには、MBTIのメソッドがピッタリだということでしょう。
強みや弱みが可視化できる点も、MBTIが研修で取り入れられやすい要素の一つかもしれません。
人材採用や人事
MBTIを活用すればそれぞれの性格タイプを把握できるため、適材適所の人材配置が可能になります。
そのため、採用試験や人事異動の際にMBTI検査を行う企業もあるようです。
もちろんMBTIの結果が過度に重視されることは避けなければなりませんが、1つの指標として使う余地は大いにあるということでしょう。
キャリアプランニング
キャリアプランニングは向いている職種や役割、伸ばすべきスキルを分析する必要があります。
そのため、自分を客観視できるMBTIは非常に役立つはずです。
- どんな仕事が自分に合っているか
- どんな働き方がよいか
- 向いている職場環境はどんなものか
MBTIの結果を参考に上記の内容を考えれば、理想的なキャリアプランニングができるでしょう。
キャリアカウンセリングにおいて、MBTIを使う人も増えているそうですよ!
職場環境の改善
MBTIは、職場環境の改善にも効果的です。
働いている者同士が互いの性格タイプを理解すれば、円滑なコミュニケーションがとれるからです。
さらに、
- 互いの価値観を尊重するようになる
- 性格タイプに合わせた働き方を提案できる
- ストレス耐性が上がる
といった利点もあるため、被雇用者の満足度の向上にもつながるでしょう。
【課題解決】MBTI視点からのアプローチ

ここからは、MBTI視点から課題を解決する方法をお伝えします。
具体的なアプローチは以下の3つです。
- 職場で直面する課題を深掘りして解決法を探る
- 相手を主体に置くコミュニケーションスタイルを学ぶ
- 自己理解を深めストレス耐性を上げる
それぞれ見ていきましょう。
職場で直面する課題を深掘りして解決法を探る
MBTIは職場で何か困ったことが起きた際、その原因を深く掘り下げて解決策を見つけるのに役立ちます。
個人の性格タイプを理解することは、問題の原因を多角的に分析することにもなるからです。
- 何に向いているor向いていないのか
- どんな場面で力を発揮しやすいのか
- 失敗しやすいのはどんなときか
こういった視点をもって問題と向き合えば、解決策も見えてきやすいと思いませんか?
MBTIを有効に使うことで、より深く問題の原因を掘り下げられるでしょう。
相手を主体に置くコミュニケーションスタイルを学ぶ
なぜかうまくいかない相手に対しては、コミュニケーションスタイルが間違っているのかもしれません。
対人関係で起こってきた問題に対処するときには、相手を主体に置くコミュニケーションを意識してみましょう。
その際、MBTIを使った相手の性格タイプの理解は非常に有益です。
たとえば、
- 感情型(F)の人には共感的な言葉をかける
- 思考型(T)の人には論理的な説明を行う
こうしたことを心がけるだけで、コミュニケーションはスムーズになるはずです。
相手が好むコミュニケーションスタイルがとれるようになれば、課題はおのずと解決するでしょう。
自己理解を深めストレス耐性を上げる
MBTIを活用して自己理解を深めると、ストレス耐性を高められます。自分の性格タイプを理解することで、ストレスを感じやすい場面や要因を把握できるからです。
- どんなときにストレスを感じやすいか
- どんなストレス解消法が合っているのか
- ストレスを貯めないようにするにはどうすればよいか
上記のことをあらかじめ言語化しておくだけで、ストレスコントロールには大いに役立ちます。
MBTIを積極的に活用して、心も身体も健康に過ごしましょう!
まとめ:MBTIを活用したチームビルディングを実践しよう!

今回はチームビルディングにMBTIを活用するメリットや注意点、課題解決のアプローチについてお伝えしました。
MBTIは自己理解を深め、チームワークを向上させるのに非常に有効なメソッドです。
自身の強みや弱みを言語化できれば、他者に自分を理解してもらう際にも役立つでしょう。
MBTIを導入して互いの欠点を補い合い、最強のチームビルディングを目指してくださいね。
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